wine アモンティリャード トラディシオン V.O.R.S.
■アモンティリャード トラディシオン V.O.R.S. ■
このアモンティリャードは最も要求の高い味覚の持ち主をも虜にする力を持ち、とても複雑な料理と素晴らしいマリアー ジュをする可能性を秘めています。塩味、苦味、スパイシ ーさ、そしてヘーゼルナッツとグリーンアーモンドの香りがあり、シェリー愛好家や食通の方々のためのワインであるといえます。
テイスティングノート:
色調: マホガニーと銅の色のニュアンス。
香り: アセトアルデヒドのニュアンスがあり、非常に切れがよく、海のアロマや魚市場を連想させます。 塩漬けや燻製をした肉や魚、ナッツやビターアーモンドの香りがあります。
味わい: 極めて辛口で余韻が長く、複雑なワインです。
update : 2018.11.4 |category : wine
wine クリーム トラディシオン V.O.S.
■クリーム トラディシオン V.O.S. ■
ボデガス・トラディシオンによる初めてのブレンドタイプのシェリー。ピュアで、冷却フィルターをかけず、カラメルも加えていない、ユニー クなワインです。オロロソの特徴がとてもよく出ていますが、少 し甘口です。年間生産量はわずか3,000本。このワイナリーとして別の意味でも特別なワインで、初めて平均熟成 20年以上の認証(V.O.S.)を取得したクリームシェリーでもあります。
テイスティングノート:
香り: ナッツのような香りがとてもあり、その中にレーズンの ニュアンスも感じられます。複雑で高貴な樹木の香りもします。
味わい: とても柔らかく、マイルド、やさしく、素晴らしい 舌ざわり。これは甘口ワインを普段飲まない方にも適した甘口ワインといえます。丸みがあるが、シャープ で、フィニッシュはドライ。
update : 2018.11.4 |category : wine
information
ワイナリー:D.O.へレス
小笠原伯爵邸セレクト“Finest Wine 11月”のご案内
小笠原伯爵邸の地下1階に眠る秘蔵スペインワインの数々。その中から毎月様々なワインをご紹介してまいります。
今月は、産地ヘレスより、2種のワインをご紹介。
ワイン愛好家の皆様には毎月貴重なスペインワインが楽しめる絶好の機会です。シェフソムリエがお薦めするとっておきの
ワイン、是非お楽しみください。
今月のワイン
産地:ヘレス
〔左〕フィノ・トラディシオン
〔右〕ペドロ・ヒメネス
┃バラエティーに富んだ独特なワイン「シェリー」の産地
今月はスペインを代表するワインのひとつ、シェリーをご紹介いたします。
シェリーはスペイン南部アンダルシア州のへレスという街と周辺で造られる白ワインの一種。ベースとなる白ワインにブランデーを添加し、フロールという酵母と共に熟成させた辛口タイプから、樽の中で空気に触れたまま熟成する酸化熟成タイプ、天日干しした葡萄から造るデザートワインのような甘口タイプ、とバラエティーに富んだ種類がある独特なワインです。
今回は、たくさんの魅力的なボデガから高級シェリーに特化して生産している2つのボデガをご紹介いたします。
Fino Tradicion
フィノ・トラディシオン
「J.M.リベイロ CZ」という1650年から知られる最も古いシェリーのブランドを起源に1998年設立されたボデガがトラディシオンです。冷却フィルター処理や亜硫酸塩を使わないなど、純粋かつ伝統的なシェリーのスタイルを求めているボデガ。トラディシオンのフィノは、厚みがあり、それでいて繊細。熟成を感じさせる上品な味わいの辛口シェリーです。
ワイナリー:ボデガス・トラディシオン
タイプ:白ワイン
品種:パロミノ
ボトル¥13,000(税別) グラス¥1,800(税別)
Pedro Ximenez
ペドロ・ヒメネス
ヒメネス・スピノラ社は、100%ペドロ・ヒメネス種で造られる高級シェリーのみ生産を行っている、1729年から続く家族経営のボデガです。このペドロ・ヒメネスは、今ではこの蔵元だけとなった100%天日干しを行うことで得られる天然の糖分とフレッシュな酸による綺麗な味わいが特徴の極甘口シェリーです。
ワイナリー:ヒメネス・スピノラ
タイプ:白ワイン
品種:ペドロ・ヒメネス
グラス¥1,500(税別) ※こちらの商品はグラスのみのご提供です
Back number
今までにご紹介したスペインワインは、バックナンバーからご覧いただけます。
☆シェフソムリエ主催のワインイベントを開催予定☆
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update : 2018.10.31 |category : information, wine, 未分類
information 小笠原伯爵邸公開日のご案内(2018年11月)
来る2018年 11月26日(月)に小笠原伯爵邸の公開をいたします。
1927年(昭和2年)に創建され、2000年からの修復により再び往時のように華やかに甦った洋館、小笠原伯爵邸。
当時の古き良きものをそのままに、現在もしっかり当時の輝きを放っているこの歴史ある洋館をぜひご見学ください。
華やかな装飾、遊び心ある造作、そして木の床がたてる快いきしみ…
小笠原伯爵邸に残る歴史や文化を感じていただければ幸いです。
※事前申込(無料)の定員制となります。当日は自由見学となります。
※お申し込みは先着予約制、ホームページのみで承っております。
※キャンセル待ちは承っておりません。
【ご見学にあたりお願い】
邸内はなるべく当時のままの保存に努めております。
窓の留め具などの部品類も現在では貴重なものがたくさんございます。
■ 窓などの金具類には絶対にお手を触れないでください。
■ 調度品にはお手を触れないでください。
■ 家具を移動させないでください。
上記お守りいただけないお客様にはご見学をお断りさせていただくことがございます。
あらかじめご承知おきくださいませ。
《予約制》
11月26日(月)
15:30~17:00(最終入館16:30)
※お受付は15:30からとなります。恐れ入りますが、準備の関係で開始時間以前にお越しいただいてもお待合の場所がご用意できません。15:30~16:30内にどうぞお越しくださいませ。
《お問合せ》03-3359-5830
※満席となりましたので、お受付は終了いたしました※
Passmarket お申込画面に遷移いたします。
そちらで必要情報をご入力のうえお申し込みください。
お申込みは、Yahoo! JAPAN社によるPassmarketのシステムでお申込みいただけます。
update : 2018.10.31 |category : information
wine フィノ トラディシオン
■ フィノ トラディシオン Fino Tradición ■
V.O.S.、V.O.R.S.といった、長期熟成シェリーで知られるトラディシオンで、フィノのみ認証がないの?とお思いの方がいらっしゃるかもしれません。
その答えはフィノには長期熟成認定自体がないから、なのですが、長期熟成へのこだわりは、このフィノにも表れています。
「フィノ トラディシオン」は典型的なモダンなスタイルのフィノとは一線を画します。通常のフィノ、マンサニーリャは 平均熟成3~4年で出荷されますが、このフィノは平均熟成12年の長期熟成を経ています。長期熟成を経たことによる、色調、香り、味わいにもかかわらず、 アルコール度数を最低限に抑えることによってより繊細で、味わいは大変エレガントに仕上がります。
テイスティングノート:
色調: 青みがかった輝きのある黄金色。
香り: 刺激的、力強く、非常にクリアな香り、塩や海のアロマ。
味わい: 非常に力強く、熟成し、複雑。塩味と苦みのあるフィニッシュ。酸度は低いがとてもフレッシュ。
update : 2018.10.27 |category : wine